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サーバー室内の状態を24時間365日遠隔で自動監視。自動消火設備を備えた防災システムを構築
アイチ情報システム株式会社 様
- 業務効率化・コスト削減
- 防災
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導入までの背景
本社移転に伴い、サーバー室を設置
問題解決のために自社で防災システムを構築へ愛知製鋼のグループ会社として、情報システムの構築や保守を行うアイチ情報システム株式会社。同社は2017年の本社移転に伴いサーバー室を設置。サーバー室は、浸水や火災などだけではなく、一見しただけでは分かりにくい温度や湿度の異常も、大きなトラブルになる可能性があります。しかし、サーバー室に人を配置して24時間365日監視する訳にもいきません。そこで自社での自動監視機能や自動消火設備を備えた防災システム開発に乗り出しました。
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抱えていた課題
- 休日や担当者不在時のトラブル事前察知
- 遠隔操作できる自動消火設備の必要性
以前、エアコンの故障によって、サーバーの温度異常が発生したケースがありました。休日中には対応ができず、管理者が出勤時に気が付いて対応することになったのです。この時の苦い経験から遠隔での状況把握と対応が必要だと実感。温度異常から火災が発生する事態まで想定して、遠隔操作できる自動消火設備の検討も始めることにしました。
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導入を決定したポイント
クラウドを利用の温湿度センサーと暗視カメラで自動監視
自動消火設備も届出は不要で容易に導入これまでは消火器の設置しかなかったが、ハロンガスによる自動消火設備を導入。設備は自主設置ということで消防法による届出は不要で容易に導入が可能でした。そもそも、サーバー室の機器が発火に至るまでには、温度や湿度の異常が見える可能性が高いのです。それらの情報と暗視監視カメラの映像で状況が把握できれば初期対応の緊急性が分かると考え、複数のサービスを検討。その中で、セキュリティレベルが高くて、コストパフォーマンスも高いKDDIのクラウドサービスを導入しました。
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導入後
管理者の業務負担の軽減
BCP(事業継続計画)にも役立つ防災システムが完成異常時には管理者にメールが送信され、その場で映像の確認や初期対応ができるようになりました。管理者の業務負担が軽減され、休日や不在時の不安からも解放されることになり、業務効率化が叫ばれる今の時代にもマッチしたシステムが完成したのです。
このシステムは、これまでの防災システムに比べて導入が安価なほかに、工場内の操作室・重要書類保管室など用途はまだあると考えられます。
そして、企業のBCP(事業継続計画)にも役立つと考え、パッケージ化して販売を開始しています。
導入したサービス
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今回お話をお伺いしたのは

アイチ情報システム株式会社 様
IoTの活用で管理者が安心して休暇が取れる
時代にもマッチした防災システムを開発
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[2021年4月5日~4月11日]