IoT 気象情報活用事例 - 現場と周辺のピンポイント気象情報を取得して危険を察知

IoT × ”気象情報” × KDDI

ゲリラ豪雨など天気の急変による下水道管工事の事故を防ぐ現場とその周りの広域にもポイントを設定して雨雲を監視

湘南建設株式会社 様

  • 業務効率化・コスト削減
  • 天候予測
  • 導入までの背景

    社会インフラの老朽化にともなう補強工事
    公共工事では現場の環境改善の予算があり、有効な手段を検討していた

    40年から50年前の高度経済成長期に敷設された社会インフラの補修・耐震化工事が増加しています。それらの公共工事には、周辺住民の生活環境への配慮及び一般住民への建設事業の広報活動、現場労働者の作業環境の改善を行うために実施する費用を計上することと国で定められており、この費用のことを「現場環境改善費」と言います。
    横浜市を中心に道路の下水、水道工事のインフラ工事を請け負う湘南建設でも、現場環境改善費の有効な利用手段を検討していました。

    下水道幹線工事の様子
  • 抱えていた課題

    • 少量でも雨が降ると大量の水が集まる幹線での工事
    • 現場作業員の安全確保のために周辺天候の急変を予測する必要がある

    今回、湘南建設が担当するのは横浜市の下水道幹線工事。幹線とは文字の通り、木に例えると幹の部分です。少量でも雨が降ると広範囲の支線から大量の雨水が流れ込みます。約10年ほど前、東京にて下水管の補修工事現場で発生しました。このときの工事現場は高さが人の身長にも満たない狭い空間で、かがみながら作業をしていた際に一気に水位が上昇し、作業員は避難をする間もない状況でした。
    このような不幸な事故を絶対に起こさないためにも、天気の急変を把握しておくことは重要なことであり、作業員の安全確保に直結しているのです。

    下水道幹線工事の様子
  • 導入を決定したポイント

    ウェザーニューズ提供の気象情報を利用した事例からヒント
    現場とその周辺の複数地点におけるピンポイントで高精度な気象予測

    以前、九州の自治体がウェザーニューズのピンポイントな降雨量情報を見て、自治体判断で避難指示を出したという事例を思い出した山田氏。ウェザーニューズに問い合わせをし、様々な条件を相談した結果、「KDDI IoTクラウド~作業員みまもり~ +天候予測」を紹介されました。

    KDDI IoTクラウド~作業員みまもり~ +天候予測」はウェザーニューズが提供する気象予測システムがベースになっており、複数地点のピンポイント気象情報の取得が可能な上、各地点ごとに設定したアラーム通知が届くこと等に魅力を感じました。今回はゲリラ豪雨をなるべく早くキャッチするために、現場から半径10kmと50kmの地点(西側と南側)の6カ所を観測地点として登録しています。

    支線から幹線へ雨水が流れ込むイメージ
  • 降雨が予想された際の対応イメージ

    事務所と工事現場の対応イメージ
  • 導入後の効果

    • 広域を監視して、いち早く危険を察知
    • コメントからうかがえる安全対策の意識の高さ

    以前、東北の現場で急激な豪雨を経験して雨の怖さを身をもって経験している山田氏は「KDDI IoTクラウド~作業員みまもり~ +天候予測」の機能を活用して、雨が流れ込んでくる複数の支線エリアの降雨状況をアラームや雨雲レーダーで把握できるようにし、一刻も早い危険の察知を心がけています。

    「導入後にヒヤリハットは発生していないが、作業員みまもりの導入など、事故にならないように取り組んでいる結果」という山田氏のコメントからも、安全対策をはじめとした環境改善への意識の高さがうかがえます。これからも無事故の実績に貢献できるサービスの提供が期待されています。

    KDDI IoTクラウド~作業員みまもり~ +天候予測 画面

導入したサービス

今回お話をお伺いしたのは

湘南建設株式会社
工事課長 山田 敏夫 氏

「1回も事故は起こさない」という意志でリスクに備え、万全な体制で工事現場に臨む

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