様々なモノがWEBで繋がる!KDDIが取り組む「WoT」とは?

「Web of Things」の略称である「WoT」は、「インターネットの究極の姿」とも言われる技術。
この技術に、いまKDDIは力を入れて取り組んでいる。
そこで今回は、WoTの魅力とその技術を用いた新しい世界について探ってみたいと思う。

  • 「IoT」がさらに進化。
    画期的なサービスを生む「WoT」

    端的に言うと、WoTは「モノのインターネット」と言われる「IoT (Internet of Things)」が進化した形である。IoTとはあらゆる「モノ」に取り付けられたセンサーと通信機能により、インターネットに接続することで人手を介さずに「モノ」の自動認識・制御、遠隔計測などを実現させた仕組みのこと。これにより、モノやそれを所持する人のデータが様々な定義づけのもと活用できるのだ。

    この「I(Internet)」の部分を「W(Web)」に進化させたものがWoTである。

    インターネットとは、「IP(インターネット・プロトコル)」で通信しあうネットワークのこと。これは、日常的に使っているインフラ環境そのものを指す。よって「IoTにおけるアプリケーション開発」とは「インフラ環境における開発」を意味し、一般的に組み込み機器向け等の高度な知識や技術が必須となる。

    それに対し、Webとはブラウザで提供されるWebプロトコルによる通信ネットワークのこと。つまりWoTによるアプリケーション開発は、HTMLやJavaScriptといったWeb言語が使えれば実現する。開発可能なプログラマの数も、IoTによる開発に比べ圧倒的に多くなるのだ。ここで言うプログラマの人数は、IoTの場合の数百倍とも言われている。

    多くの開発者がいるということは、開発やその後のサポートも円滑に進むということ。いわゆる「選手層」が厚くなるため、強靭な仕組みづくりができるのである。

  • シームレスなサービス提供を実現。
    KDDIの「3M戦略」

    モバイルから固定、ケーブルまで様々な通信環境を提供する総合通信企業KDDI。WoTの推進により、さらにシームレスなサービス展開を目指しているという。

    「3M戦略」と名付けられたその推進内容は、「マルチユース」、「マルチネットワーク」、「マルチデバイス」。人々があらゆるコンテンツやサービス(ユース)を、いつでもどんな環境(ネットワーク)でも、好きな端末や機器(デバイス)で楽しめることを使命としている。

  • オープンに進むWoT

    WoT推進の何よりの意義は、オープンな開発環境にある。前述の通り、一部の専門家に限らず、多種多様な開発者によるコラボレーションも可能となるため、画期的なサービス開発も夢ではなくなるのだ。

    例えば、Mozilla Japanが主催しKDDIも協賛している「Mozilla Factory」。これは主に中高生にモノづくりの場所・環境を提供する取り組みで、「“オープン”に考える、作る、伝える」ことを目的としている。KDDIはこの中で、WoTを活用した「ぶっ飛びケータイ」というプロジェクトに参加。現在世の中にはない「ぶっ飛んだ」携帯電話を開発しようというものだ。また、WoTを実現するための「MozOpenHardware」と言う取り組みにも参加。ヒトとモノがWebを介して互いに協調しあえる環境をめざし、そのような環境をデザインしようというものだ。

    今後はさらに多くの開発者により、身の回りに目覚ましい変化がもたらされるかもしれない。

    (文:四方美架)

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IoTの究極の形『WoT』にKDDIが取り組む理由 | KDDI Cloud Blog

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