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産業界が大注目!第4次産業革命「industry 4.0」とは?

「industry 4.0」とは、ドイツの国家政策に端を発し「第4次産業革命」とも言われています。
「ものづくり大国」として世界をリードしてきたドイツ主導の政策が、
いま産業界において重要なキーワードとなっているのです。

ものづくり業界の変革のみならず、あらゆる社会問題の解決にも繋がるという「industry 4.0」、
果たしてどのような革命なのでしょうか。その内容に迫ってみましょう。

  • 「IoT」を活用したビジネスモデルの変革

    「industry 4.0」とは、2010年にドイツ政府が掲げた「ハイテク戦略2020」の中に盛り込まれた概念。IT技術の発展に伴いものづくりの有り方が問い直される中で、生産システムのデジタル化による「新しい産業革命」を主導しようとするものです。

    この革命には、「モノのインターネット」と言われる「IoT (Internet of Things)」技術が活用されます。IoTとは、あらゆる「モノ」にインターネット通信機能を持たせ、自動認識・制御、遠隔計測などを実現させた仕組みのこと。

    「industry 4.0」の中核は「スマート工場」、つまり「自ら考える工場」が担います。センサーと人工知能が製造・流通ライン上の全ての「モノ」の情報をリアルタイムで管理、分析。市場の予測や経営の最適化を常に自動で行う状況を作ります。

    これにより各企業は生産・流通ラインで発生するコストを大幅に減らし、生産コストの大幅カットが実現するのです。

  • オーダーメイドを
    大量生産レベルの価格・速さで

    「industry 4.0」の大きな特徴は、「マス・カスタマイゼーション」。従来製品の低価格化のみならず、オーダーメイド製品も大量生産品と同等の価格・期間で提供可能にするのです。

    生産ライン同士がつながり、膨大なデーもリアルタイムでやり取りされるため、顧客の要望に応じた材料や工程を、該当の製造工程で自在に組み替え可能になるからです。ますます多様化する顧客のニーズに価格や製造期間でも応える、まさに大革命です。

  • 雇用も環境も守る

    「industry 4.0」の「スマート工場」では、コンピュータによる製造機器の遠隔操作が可能に。つまり通勤が不要になるため、従来は仕事に就けなかった層に新たな雇用を与えることにつながります。そして従来24時間体制で人が監視していた部分が自動化されることで、従業員のワークライフバランスの向上に大きく貢献することになるのです。

    さらに、製造業における重要な課題、環境問題にもアプローチ。エネルギー消費量や材料供給量をリアルタイムで調整できるスマート工場のシステムが、地球環境や限りある資源を守ります。

  • 業界を越え世界を席巻

    この革命は、ドイツ国家が10年先の未来を見据え取り組む一大プロジェクト。連邦各省と各業界団体が形成する「プラットフォームindustry 4.0」、そして、各研究機関も民間企業と共同で開発を進めています。

    産官学が一丸となって推進するこの第4次産業革命は世界中を席巻し、ビジネスパーソンのみならず一般消費者の間にも大きく影響を与えることが予測されます。

    (文:四方美架)

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