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KDDIのIoT/M2M担当者にインタビュー。
IoT/M2Mについて教えてください。

このところ、よく耳にする「IoT」や「M2M」。
普段の生活であまり目にすることはありませんが、実はKDDIの通信が使われています。

KDDIのIoT/M2Mについて、モバイルビジネス営業部 営業1グループ 藤井裕美さんに聞きました。

  • -ところで「IoT」「M2M」って何ですか?

    モバイルビジネス営業部 藤井さん

    モバイルビジネス営業部営業1グループ 藤井裕美さん

    「IoT(Internet of Things)」とは「モノのインターネット」と訳されますが、モノに限らず、あらゆるものがネットワークにつながり、それらが人の手を介さずに制御される世界を表す概念です。

    「M2M」はMachine to Machineの頭文字を取って「エムツーエム」と読みます。「IoT」の一形態で文字どおり、機器同士がネットワークでつながり、自らデータのやり取りや制御を行ったり、また、活用したりするシステムのことです。

    例えば、「M2M」に対応した自動販売機であれば、リアルタイムでの在庫確認や売れ行き状況の管理が可能になり、在庫切れリスクを低減することができます。

    また、河川の水位の監視に「M2M」を活用すれば、容易に遠隔監視システムを構築することができます。無人カメラや水位計などに「通信モジュール」を搭載することで河川の映像がタブレットからでも確認でき、水位が規定値を超えた際のメール通知機能によって、職員は迅速な対応が可能となり、洪水被害を抑えられるかもしれません。

    その他にも、エレベーター設備や駐車場の料金管理、ハンディタイプのクレジットカード決済端末、見守り端末、フォトフレームなどにも利用されており、様々な分野で活用されています。

  • -KDDIの通信はどのように使われていますか?

    KDDIの通信モジュール

    KDDIブランドの通信モジュール。サイズは37×50×5.3(mm)で重量は約11g。
    プラチナバンド対応で、広いエリアで利用できます。

    機器同士をつなげるために使用する小型端末「通信モジュール」の提供とそれをつなげるネットワークを提供しています。KDDIはLTEを使ったM2Mサービスを他社に先駆けて提供しており、既に多くのお客様にご利用頂いています。固定ネットワークやグローバルネットワークもありますし、接続先としてクラウドや、M2M専用のクラウドサービスも提供しています。

    お客様の中には、M2Mサービスを自社業務に活用するだけでなく、BtoBtoBでサービス提供されるケースもあります。そういったお客様向けに、KDDIは機器を現地に設置するための作業代行や、エンドユーザへの請求代行など、お客様のサービスを支援するためのメニューも幅広く提供しています。

  • -「IoT/M2M」の概念は以前からあったそうですが
    最近話題になっている理由はなんですか?

    通信機器やセンサーの急速な小型化・低価格化により導入が広がったことがひとつの理由です。「IoT」「M2M」は、コンシューマー分野でも、大きく注目されており、新たな用途が次々と開拓されています。

    話題のウエアラブルデバイスでは、メガネ型コンピューター(スマートグラス)や腕時計型コンピューター(スマートウォッチ)など、体に装着することでメール通知やスケジュール管理情報の取得、コミュニケーションの迅速化、活動量や脈拍の計測・分析による健康の維持管理など、日常生活をより豊かにする機能が開発されています。

    また、取得したデータを収集・解析し、さまざまな分野で活用が始まっています。
    ICTの技術革新は、社会やビジネスを大きく変える知性、すなわち「インテリジェンス」をもたらすと考えられています。大量のデータを社会に役立てるビッグデータは、その代表例ともいえるでしょう。

    これまでの「IoT」「M2M」は、安心や安全、効率化などを目的としてきましたが、今後は新たな価値を生み出すことにも大きな期待が寄せられています。

  • -最後にご担当されている業務について教えていただけますか?

    モバイルビジネス営業部 藤井さん

    アイコム様の「IPトランシーバーIP500H」への「通信モジュール」搭載を担当しました。

    これまでもMCA無線や簡易型業務用無線など免許を必要とする業務用無線機は多く利用されていましたが、自社で基地局や通信機器を運営する必要があり、コストやエリアの課題がありました。

    携帯電話をご使用のケースも多いのですが、一斉連絡や交互通話など携帯電話にはない機能の要望もあり、特に運輸・運送・サービス業において多く利用されています。

    「IPトランシーバーIP500H」では、LTE対応通信モジュールを内蔵し、VoIPに対応することで、多人数への一斉連絡といった従来の無線機の持つ特長を生かしつつ、LTEネットワークによる広いエリアと高音質な通話を実現しました。そのうえ、業務用のハンディトランシーバーとしては画期的な小型化を実現し、昨年7月7日のプレス発表以降、大変多くのお問い合わせをいただいております。

  • -最後にひとこといただけますか?

    これからの日本はオリンピックなどの大きなイベントだけでなく、高齢化や女性活用など社会構造の変化にも対応する必要があります。「IoT」「M2M」は通信を使用してコストを削減したり作業を効率化するだけでなく、ビッグデータ活用や人工知能、ロボットにも活用され日本の未来に大きな貢献が出来る可能性があります。

    KDDIだけで取り組むことは出来ません。ノウハウを持った多くの企業と連携することでよりよい未来を創るために貢献したいです。いま、「IoT」「M2M」のお仕事に携わることができるので楽しくて仕方ないです。

    -「通信モジュール」は普段目にすることは少ないですが、多くのところで活躍しているんですね。「IoT」「M2M」の今後の展開が楽しみです。本日はありがとうございました!

次回はモバイルビジネス営業部 営業2グループの石原 佳世子さんにお話を伺います。
ご期待ください。

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