IoTコラム - “楽曲認識API powered by ACRCloud” を使った様々な分野での活用事例をご紹介します

”この曲なんだろう?”を音から特定
楽曲認識を様々な分野に活用

KDDI IoTクラウド API Marketで提供されている
楽曲認識API powered by ACRCloud” をご存知ですか?

「楽曲認識ってなんだろう」「イントロクイズに使うのかな?」
実は、様々な分野への活用が可能なのです。
ご利用イメージが想像しにくいという声にお応えして、
どんな機能なのか、また、活用方法をご紹介します。

  • ACRCloudとは

    ACRCloudはオーディオFP(フィンガープリント)データを利用した楽曲・音声コンテンツ認識技術の開発・研究・提供を行っている企業です。
    スピーディーかつ高い認識率を誇り、多くの企業に利用され、グローバルに展開しています。
    ヨーロッパやアジアの複数の国で、SUISA(スイス音楽著作権協会)MACP(マレーシア音楽著作権(演奏・録音)管理団体)などの音楽著作権管理団体や、KKBOXDeezerなどの人気音楽ストリーミングサービスの採用実績もあることから、信頼度の高さが伺えます。

    オーディオFPデータとは、音声の電子指紋のこと。
    楽曲・音声のデジタルデータから特徴的な部分を抽出して数値化したもので、指紋で人物が特定できるように、オーディオFPデータから楽曲を特定できるのです。

    楽曲を特定するために必要な正解データとしてACRCloudのミュージックデータベースに登録されているオーディオFPデータの数は約7,200万件です。
    正解データが存在しなければ、検索された音源は特定できませんので、オーディオFPデータ数の多さは、高い技術力に加えてオーディオFPサービスのクオリティを示す重要な要素となります。
    邦楽・洋楽をはじめ、世界各国の音楽、歌のない楽曲だけで演奏されたインスト曲など、ジャンルを問わず保有しています。さらに 毎月数十万件が追加されています。

    楽曲特定の仕組み

    楽曲認識APIとACRCloud
  • ACRCloudの強み

    オーディオFPを利用した自動コンテンツ認識技術は、日々新しく登録されている正解オーディオFPデータから、知りたいコンテンツを識別することができます。指紋のように細分化された音源のFPデータは、短い時間で正確に楽曲情報を特定できるため、フル尺の音源ファイルは必要ありません。十秒~数十秒の録音ファイルがあれば楽曲を特定することが可能です。

    さらに、ACRCloudの技術によって、再生速度や音程が多少異なる音源やノイズやナレーションが被っている音源を、独自の方法により正確に特定できます。その高い認識率を利用して、その後の様々なアクションに繋げることができ、発想次第で使い方は無限に広がります。

    • 十秒~数十秒程の一部の音源でも特定OK(フル尺音源不要)
    • 再生速度や音程が多少異なる音源でも特定OK
    • ノイズやナレーションが被っている音源でも特定OK

    それでは実際にACRCloudの機能が使われているサービスをご紹介しましょう。

    モバイル型ロボット ロボホン

    モバイル型ロボット『ロボホン』

    シャープ株式会社のモバイル型ロボット『ロボホン』では、楽曲や鼻歌を聞かせると、その曲のアーティスト名とタイトルを調べて教えてくれる「この曲何?」アプリを搭載しています。
    街を歩いていて素敵な曲を耳にした、でもタイトルがわからない、という時に、その場でロボホンに聴かせたり、後で歌って聴かせたりして、調べることができます。
    曲を調べるロボホンの様子を、YouTubeのシャープ公式チャンネルで公開しているので、是非ご覧ください。

    スマートフォンアプリ OTO-Mii

    スマートフォンアプリOTO-Mii

    “楽曲認識API powered by ACRCloud” を提供している株式会社シンクパワーでは、スマートフォンアプリOTO-Miiで、気軽にACRCloudの楽曲認識機能を使うことができます。
    タイトルやアーティスト名だけでなく、取得した楽曲情報をトリガーに、再生に合わせた同期歌詞や、歌詞の傾向から選んだ類似アーティストをアプリ上に表示させています。
    ACRCloudの認識技術、そこから広がる可能性を体感してはいかがでしょうか。

  • 各分野への活用提案

    “楽曲認識API powered by ACRCloud”を利用してどんなことができるのか?さまざまなビジネスシーンにおける、具体的な活用イメージをご提案します。

    データストレージサービス・ウェブサイト・アーティストのオーディションにも活用できる楽曲認識API powered by ACRCloud

    データストレージサービスの運営会社

    「この曲なんだろう?」
    パソコンの中に眠っている音楽ファイル。曲名も、誰が歌っているのかもわからない。
    過去に保存した[トラック1][トラック2]・・・という曲名が分からない大量の音楽ファイル。
    楽曲の一部分しか存在しない、ノイズや人の声がかぶっている音楽ファイルなど。「保存ファイルの内容がわからない」「簡単に調べられたらいいのに」というお客様の要望はありませんか?

    “楽曲認識API powered by ACRCloud” の機能を追加すれば、お客様のそんな声に応えることができ、他のファイル共有サービスとの差別化が期待できます。

    ウェブサイトの管理者

    ウェブサイトの管理者は、著作権の問題があるコンテンツを特定して削除するなど、配信するコンテンツの安全性を確保するための作業が必要ですが、コンテンツをひとつずつ調べるのは大変です。

    “楽曲認識API powered by ACRCloud” を利用して楽曲を認識することで、認識した楽曲の著作権情報を調べて配信の可否を判定したり、海賊版や盗用の疑いがあるコンテンツを検知したりと、調査対象コンテンツを素早く振り分けることができます。また、楽曲を含むコンテンツを配信した後の、著作権報告処理の手助けにもなり、報告業務に割いていた人員コストや工数の削減に役に立ちます。

    COPYRIGHT

    音楽レーベルなど新人発掘オーディションに

    アーティストのオーディションや楽曲コンペは、多くの場合オリジナル音源を基に選考されますが、既発売の音源が混在していた場合、選考対象から外さなければなりません。
    “楽曲認識API powered by ACRCloud” は、音源ファイルごと検索にかけるだけで、簡単に既発売曲かどうかのチェックを行うことができます。

    ライブの様子

    ブロックチェーンへの応用

    ブロックチェーンでのライセンス管理について、“楽曲認識API powered by ACRCloud” を利用して著作権の記録や既発売チェックなどを行うことができます。
    アーティストや作詞者・作曲者など、権利者に漏れなく、重複なく、安全に著作権使用料や報酬が支払われるシステムを構築することが可能となります。

    スマートフォンアプリでのサービス展開に

    曲名の分からない音楽ファイルの楽曲情報特定は勿論のこと、楽曲特定したことをトリガーにすれば、様々なサービス展開に繋げることができます。
    特定の楽曲や音声を認識した時に、画面に特別な情報や画像を表示させたり、ゲームやプレゼント応募に参加できたりと、ユーザーが楽しめるコンテンツを提供するキッカケとして“楽曲認識API powered by ACRCloud” を活用することができます。

    ブロックチェーンでのライセンス管理

    イメージが広がってきましたか?
    “楽曲認識API powered by ACRCloud” は、お手持ちの音源ファイルそのものを検索キーにして楽曲情報を取得することができる、とてもシンプルな機能です。高い認識率を保ちながらもスピーディーに楽曲情報が特定できるので、ストレスなく様々なサービスに活用できます。

    使い方はあなた次第。
    誰も思いつかなかった、そんなアイデアで是非ご利用ください。

  • 仕様書のダウンロード

    技術的な情報については下記の仕様書をご確認ください。

    楽曲認識API powered by ACRCloud

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