IoTコラム - AIを活用した画像解析によってどのような業務課題が解決できるのかをご紹介します

「AIを活用した画像解析セミナー」で紹介された
画像データのビジネス活用事例

2019年11月8日(金)、KDDI DIGITAL GATEにて「AIを活用した画像解析セミナー」が開催され、
医療、重工業、コンサルティングなど幅広い業種の関係者が参加しました。
今回のコラムでは、このセミナーで紹介された「Quick Image Analysis」を中心に、
画像解析によってどのような業務課題が解決できるのかを紹介します。
業務やサービスで蓄積した画像・映像データを活用できないか検討されている方は、
ぜひ自社の業務内容と照らし合わせながら参考にしてみてください。

セミナーの様子
  • 画像解析をビジネスに活用するということ

    業務効率化や新たなビジネスイノベーションに向けて、テクノロジーが進化しており、ビジネスにも活用できるフェーズに入っています。たとえば製造業ではカメラで撮影された画像を解析することで不良品の検出や生産設備の異常検知などに役立てている事例が有名です。
    今回のセミナーでは画像や映像データをビジネスに利活用する取り組みについて紹介されました。

    画像解析のビジネス活用例(製造業)

    しかし、実際に画像解析を活用したシステム開発を行おうとしても、本当にそれが技術的に実現可能か判断できない場合や、画像解析によってどのような効果が期待できるのか正確に分からない場合も多いものです。
    このような問題の背景には、画像の専門的な分析ができる担当者がいないケースや、必要な環境が整っていないなどの要因があります。ビジネスにおいて画像解析を導入する為には正常/異常が判断できるなどユースケースごとに適切な画像データを用意するとともに、ユースケースに応じて最適なアルゴリズムやシステム化のアプローチを見極めながら実用化に向けて取り組む必要があります。

  • 画像解析検証サービス「Quick Image Analysis」

    KDDIとアクセンチュアの共同出資によって設立された ARISE analytics社 は、画像解析検証サービス「Quick Image Analysis」を提供しています。国内最大級の約150名ものデータサイエンティストが在籍しており、KDDIがもつ莫大なデータとアクセンチュアがもつアルゴリズム開発力のシナジーを活かし、お客様のビジネスに関わるデジタルトランスフォーメーションを強力に支援します。

    Quick Image Analysisでは画像データの分析によって「可視化」、「異常検知」、「状態判定」の3つの業務目的に対応。ビジネスにおけるさまざまな課題を解決することができます。

    可視化、異常検知、状態判定

    Quick Image Analysisでは分析者により、お客様ごとの画像データの活用ニーズに対して、現在お客様が所有の画像データが利用できるか、課題に対してどのようにアプローチすべきかをモデルを用いて分析を行い確認・検討します。この工程をシステム化の前に実施する事で、次工程となるシステム化の検討をより精度高く実施することが可能となります。

    Quick Image Analysisを導入する際には専用のカメラなどは必要なく、お手持ちの画像データから活用検討が行えます。そのため、新たな機材の購入やシステム構築を行うことなく画像分析導入の検証することができます。

  • 画像分析の活用事例

    Quick Image Analysisを活用することで、具体的にどのような業務に活かすことができるのでしょうか。いくつかの事例を踏まえながら事例を紹介します。
    今回のセミナー参加者からは、より具体的な事例や仕組みについて解説を希望される声もありました。そのため、次回以降のセミナーはさらに内容をブラッシュアップし、より濃い内容に充実させていく予定です。

    製造現場での生産性向上

    熟練した作業員の育成コストを抑える。生産量や製品単価が高いものであればより効率的

    工場で生産された製品の中から不良品を仕分ける作業に対してQuick Image Analysisが活用できます。異常検知の業務目的での活用では多くの人件費をかけて、人が行っていた不良チェックを自動化または半自動化でき、効率化が期待できます

    商業施設内での迷子の把握

    検索ワードから効率的に迷子をみつけることができる検索ワードから効率的に迷子をみつけることができる

    大型ショッピングモールなどでは家族とはぐれてしまい、迷子の呼び出しを行うケースがあります。このとき、Quick Image Analysisの可視化の機能を活用することによって、服装の特徴や性別等を条件指定し防犯カメラの映像から対象となっている映像から対象となる人物を抽出するシステムを構築できます。規模の大きい商業施設では迷子を探すのにも苦労しがちですが、映像から正確な位置をスピーディーに検知できるため従業員の負担軽減につながります。

  • お客様の課題に向き合うセミナーと
    KDDI DIGITAL GATE

    今回セミナーが開催された KDDI DIGITAL GATE では、ユーザ中心のサービスデザイン、アジャイル型のプロトライプ開発、プロフェッショナル集団との協創を軸にお客様のデジタル変革を支援します
    「誰の・どのような課題を・どうやって解決するのか」をユーザーの行動を中心に導出し、ユーザーの体験を実際に観察・共感することで、ユーザーの潜在的な課題や価値を探索しながら、ソリューションアイデアを創出します。創出されたソリューションアイデアは、1日~1週間の短いサイクルのアジャイル開発で、素早く構築・改善を図ります。
    KDDIで自社サービスの開発経験があるエンジニアがお客様と共にチームで開発を行います。

    個別相談会の様子

    このセミナーは、画像解析の概要を理解したあと、「自社で保有しているデータが画像解析に活用できるか」といった個々の相談を、専門家からすぐに受けられる(無料、事前申し込み要)という点が特徴です。当日も個別相談会で活発な意見交換がなされ、参加者からは「相談会もしっかり対応してもらえた」との声が聞かれました。

    業務に画像解析を活用すると、これまで当たり前とされてきた業務も大きく変化するはずです。画像解析に関するスキルや専門的な環境がなくても手軽に導入できるQuick Image Analysisは、AIによる業務改善のカギを握っています。

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