IoTとは? - いま知っておきたい「IoT: Internet of Things(モノのインターネット)」をやさしく解説します

IoTとは?

注目をあつめる「IoT」というキーワード。
「IoT」はどう使われている?「IoT」であなたの生活はどう変わる?
いま知っておきたい「IoT」をやさしく解説します。

近年耳にする機会が増えてきた「IoT」と呼ばれるワード。一見難しそうな単語に思えますが、その仕組みを知るとさまざまな分野に応用が可能であることが分かります。今回は、IoTの基本的な仕組みと活用事例、そしてIoTに欠かせない通信技術についても詳しく紹介します。

IoTとは?

IoTとは「Internet of Things」の頭文字を取った言葉であり、直訳して「モノのインターネット」と呼ばれています。

これまでインターネットといえばパソコンが主役の時代でしたが、2000年代後半にスマートフォンやタブレット端末が登場して以降、インターネットに接続されるデバイスの裾野は広がってきました。

YouTubeのような動画サイトを閲覧可能なテレビ、スマートスピーカーとしても活躍しているオーディオ機器、レシピ提案や賞味期限を管理してくれる冷蔵庫など、従来の家電製品にもその波は広がり、大きなムーブメントになりつつありますが、まさにこれがIoTであるといえます。

そして今後、IoTの波はさらに広がっていき、ITデバイスや家電製品だけではなく、あらゆるモノがネットワークに接続される社会がやってくると予想されています。

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)

IoTで生活はどう変わる?

IoTが本格化することにより、街や住宅、オフィスなど、あらゆる場面においてわたしたちの生活は激変するといわれています。

スマートフォンをはじめとして、テレビなどの家電製品のIoT化は、いわばインターネットとの親和性が高いものであったといえます。しかし、インターネットとの親和性がないように見えるモノがネットワークに接続されたとき、初めてIoTの真価が発揮されるといえるでしょう。あらゆるモノにセンサーが搭載され、モノの状態をデータとして収集が可能になることでさまざまな用途に応用が可能となるためです。

例えば、近年注目を集める自動運転においてもIoTは必要不可欠な技術。自動運転は車の状態をクラウドへデータとして共有し、AIが運転の指示を与える必要があります。このとき、位置情報や走行状態といったデータはIoTの技術がなければ収集できません。

また、農業や養殖漁業の分野においてはドローンの活用も注目を集めています。田畑やいけすの状況をカメラで撮影し、クラウドに瞬時にアップロードするためにはIoTの技術が必要不可欠です。

IoTの技術

5GとLPWA(注目される高速と低速)

IoTにおいてネットワークの通信速度は重要な意味を持ちます。現在主流となっている携帯電話の通信方式はLTEと呼ばれるものですが、IoTが本格化する将来において注目されているのが「5G」と呼ばれる通信方式と、「LPWA」と呼ばれる省電力・低速の特性を持った複数の無線通信規格です。

5GとLPWAの規格

※既存のM2M接続は2G、3G、4Gが主流
(出典)総務省「第4次産業革命における産業構造分析とIoT・AI等の進展に係る現状及び課題に関する調査研究」(平成29年)をもとにKDDIにて作成

上記に加えて、LPWAは極めて省電力であるという点も大きな特徴のひとつ。乾電池ひとつで年単位での稼働も可能であることから、さまざまなセンサーに活用できると期待されています。

両者はどちらが優れていると単純に比較できるものではなく、5Gは将来の技術革新の根幹を担い、LPWAは私たちの生活の身近なところで活躍する技術であるといえます。

LPWA/5Gが期待される分野
LPWA/5Gが期待される分野

IoTを活用した事例